以前紹介したG300sですが、5年間も使っていたため調子が悪くなってしまいました。
(とてもいいマウスなので、よろしければこちらの記事もご覧ください。)
そこで、次のマウスを探すことに。
そして購入したのがこちらのマウス。G604です。
使い始めてから半年ほど経ったので、実際にG604を使ってみた感想をご紹介します。
購入理由
- プログラムボタンが最低6つ以上
- 無線マウス
- シンプルなデザイン
この3つを満たすマウスを探していたらこのマウスにたどり着きました。
プログラムボタンとには「コピー」「ペースト」など任意の操作を、マウス上の操作にに割り当てられるボタンのことです。
プログラムボタンが2つのマウスはたくさんあるのですが、6つ以上のマウスはなかなかありませんでした。
加えて、プログラムボタンが多いゲーミングマウスの主流は有線マウスなので、条件に合う無線マウスは本当に少なかったです。
前回使っていたG300sもロジクール製品だったので、使い勝手はそんなに変わらないだろうとロジクール製品を選びました。
一応ゲーミングマウスですが、普段使い用のつもりです。
1万円のマウスを買うのには抵抗がありましたが、今後も使い続けるものなので良いものを買おうと思い奮発しました。
製品仕様
型番 | G604 |
対応OS | Windows7以降,OS X10.11以降,ChromeOS |
ソフトウェア | Logicool G HUB |
タイプ | 無線(LIGHT SPEED) 無線(Bluetooth) *マルチデバイス対応 |
充電方式 | 電池式(単3電池) |
駆動時間 | 240時間(LIGHTSPEED) 5.5ヶ月(Bluetooth) |
高さx幅x奥行き(mm) | 130 x 80 x45 |
重量 | 135g(単3電池装着時) |
解像度 | 100~16,000DPI |
ボタン数 | 15ボタン |
保証 | 2年 |
価格 | 約11,000円 |
開封
外箱は高級感あってカッコいい。
内容物はこんな感じです。
写っていないですが、単三電池1本とレシーバーとレシーバー延長ケーブルも入っています。
高級感あるシンプルなデザインで好きです。
マウスの中身。電池とレシーバーのポケットがあります。
レシーバーは最初ここに刺さっています。
中の説明書通りに接続すれば大丈夫…なんですが、
後述する付属ソフトのGHUBが厄介です。
実際に使ってみて
良かった点
ボタンの数
一番良かったポイントとしてはやはりボタンの数。
実質8つのサイドボタンを自由にカスタマイズできます。
筆者はこのようにカスタマイズしました。
頻度の高い操作をマウス上のワンクリックで行えるのはとても良いです。
一度慣れると他のマウスが使えなくなります。
マルチデバイス対応
マルチデバイス対応というのも地味ながら嬉しかったです。
マウス上の切り替えボタンを押すだけで、LIGHTSPEED(付属のレシーバー)とBluetoothの接続を切り替えられます。
つまり、このボタンを押すだけで、パソコンとAndroidタブレットの操作を切り替えられたりできます。
当然、ノートパソコンとデスクトップの操作を切り替えたりもできます。
実際に腕を伸ばしてそれぞれの端末の切り替え操作する必要がないので、楽です。
「会社用と個人用でこのマウスを兼用したい」みたいなときに便利です。
スクロール切り替え
高速スクロールと通常のスクロールを切り替えられるのも良かったです。
具体的に説明すると、画像の○で囲んだボタンを押すとスクロールホイールが滑車のように自由に回転できるようになり、高速でページをスクロールすることが出来ます。
軽く回すだけで、10秒くらい回転が持続します。
一度この高速スクロールに慣れてしまうと他のマウスでスクロールできないと思います。
TwitterのTLを遡る時や縦に長い記事を読むときに非常に便利です。
もう一度切り替えボタンを押すと、カリカリと手応えのある通常マウスのスクロールに戻すことが出来ます。
デザイン
両利き用ではなく右手のみにフィットする形状になっています。
右利き用に特化しているため、吸着するようなフィット感になっています。
表面の凸凹が滑り止めになっており一部ラバー状になっているため、手から滑ることがなく、楽に包むような感覚で扱えます。
それぞれのボタンも押しやすい位置にあります。
また、見た目も黒一色なので、ゲーミングマウスにしては落ち着いており、ゲーミング発光が無いのでオフィスや学校でも使えます。
遅延もない
無線マウスですが、ゲーミングマウスなので遅延はほぼ感じたことはありません。
プロゲーマーレベルだと気になるのかもしれませんが、一般レベルだとゲームしてても気にならないと思います。
充電のもち
4か月くらいLIGHTSPEEDで使って電池交換のの赤ランプが点灯しました。
仕様にはLIGHTSPEEDで240時間と書かれていますが、これは連続仕様時間のことなのかな?
1日中パソコン触っている筆者で4か月もったので、普通に使えば5か月くらいもつと思います。
単三電池一本でこれだけの期間、電池がもつのは良いです。
操作感
135gとほかのマウスと比べてそこそこ重いので、マウスが不意に滑りにくく、安定した操作ができます。
悪かった点
GHUB(必要ソフト)が駄目すぎる
ここだけが本当にクソです。
マウスの設定をするために、GHUBというソフトをインストールする必要があるのですが、
これが動きません。
ネットでもボロカスに言われてます。
筆者は、ソフトをダウンロードしてインストールしようとしても、初期化中画面から全く先に進まない…
サポートセンターに問い合わせても、解決にはつながらず…
なんとかMacではインストールできたので、Mac側でマウスの設定を行い、マウスのオンボード機能でメインのWindowsでもなんとか使えています。
ネットレビューによると、インストールに成功した後も不具合だらけで使い物にならないそうです。
GHUBの使い方も難しくてよくわからなかったです。UIが駄目すぎる。
ホイールが少し重い
金属製ホイールで見た目はカッコいいんですが、
通常のマウスよりホイールを回すのに若干、力が要ります。
スクロールした際の反動が大きいので、短時間の使用だと気にならないんですが、長時間使うと少し指が痛くなります。
3か月以上使って指が鍛えられたので今では全く気になりませんが、使い始めは少しだけ気になりました。
総評
G604の満足度は
10点中 7点 です。
マウス自体はとても使いやすく、1万円の価値はあると思うのですが、
GHUBの導入に6時間くらい苦しめられたので腹が立ちました。
(リリースから1年以上経っているのに不具合が改善されてないってどうなの…)
このマウスが自分のパソコンで使えるかどうか、ほぼ1万円ガチャ状態なのでどうにかして欲しいです。
マウス自体は普段使い用にもゲーミング用にも使える非常に良いマウスだと思います。
今後マウスを買い替えるときもこのシリーズを買い続けると思うので、ロジクールさん、GHUBの改善よろしくお願いします。