先日、京都に行って来年4月から住む部屋を決めてきました。
勤務地はもともと決まっていたので、だいぶ早めに部屋を探しを始めることに..
筆者は過去に2回引っ越しを経験しているので、少しだけ部屋探しには慣れていました。
今回の記事では部屋決めの際に意識したことをご紹介したいと思います。
目次
新卒の家賃相場
あなたの新卒家賃(実質負担)
— コガネ (@Kokintamadekao) August 18, 2020
以前、新卒の家賃についてアンケートを取ったところこのような結果になりました。
人によって住宅補助が出たりでなかったり、都心だったり郊外だったりで一概に比較はできないと思いますが、参考にしてみてください。
いつから部屋探しを始めるか?
勤務地が決まったらなるべく早く不動産会社に相談するのがいいと思います。
早めに部屋探しを始めることのメリットとして
- 埋まる前に人気物件を確保できる
- 閑散期だと不動産会社の対応の質が上がる
- 引越し業者を早めに予約できるので、引っ越し費用が安くなる
が挙げられます。
ただ、早めに部屋を契約すると、その時点から家賃が発生してしまう場合もあるので、実際に契約するのは12月末か1月初め頃が望ましいです。
家賃発生のタイミングは物件によって異なるので、よく確認しましょう。
新築希望の場合は早めに
例外として、新築物件に住みたい場合は勤務地が確定した時点で契約するべきです。
未完成の新築物件の家賃発生は、その物件が完成した時点からなので余計な家賃を支払う必要がありません。
例えば、3月完成の物件を9月に契約したとしても実際に家賃が発生するのは3月からです。
むしろ、新築物件はとても人気が高いので、できるだけ早めに契約する必要があります。

不動産会社の比較
複数の不動産会社から話を聞いてその中から条件を比較して決めるようにしましょう。
地域規模の中小不動産会社と全国規模の大手不動産会社の2社くらいを比較すればおおよその希望条件の物件は出揃うのではないかと思います。
1社目に勧められた物件の評判を2社目に尋ねると、その物件の公平な評価が聞けると思います。
部屋選びで意識したこと(優先度順)
通勤時間 (+10)
時は金なりという言葉があるように、通勤時間は一番重要な項目だと思います。
勤務地が超都心でもない限り、少々家賃が高くなっても通勤時間が短くなる家を選んだほうがいいと思います。
通勤時間が長くなることのデメリットとして
- 睡眠時間が短くなる
- 満員電車or渋滞運転によるストレス増
- 自分の自由な時間が減る
など健康上よろしくない点がいくつも挙げられます。
通勤時間が1時間長くなると1ヵ月あたり約24時間を通勤時間に費やすことになります。
失った金を後から取り戻す術はいくらでもありますが、失った時間を取り戻す術はありませんので、
貴重な時間は通勤にではなく、自分のためになることのために使いましょう。

周囲の施設 (+8)
近くにあった方がいい施設
駅
電車通勤の方は勿論なのですが、自転車通勤の人も駅の近くに住んだ方がいいと思います。
理由は、雨が降った時にいざとなれば自転車から電車に切り替えられるからです。
カッパを着て雨に打たれながら自転車で通勤するより、電車を使って徒歩で通勤した方が精神的にも良いです。
スーパー・コンビニ
徒歩5分以内にコンビニとスーパーがあった方がいいです。
わざわざ説明しなくても利点は分かっていただけると思います。
24時間営業の牛丼屋
24時間営業の牛丼屋が10分圏内にあると通勤前に朝食を安く食べられるし、深夜お腹が減った時にマジで便利だと思います。
ただ、これは現時点での大学生の価値観なので社会人になって深夜に牛丼を食べることがあるのかは分からない。
牛丼屋にはヘルシーメニューも結構あるのでカップラーメンを食べるよりは健康的だと思います。
自炊しない人には必須級。
近くにない方がいい施設
デカい病院
大きい病院の近くだと、朝も夜も構わず救急車のサイレンが鳴り響きます。
経験したことはないですが想像しただけで頭が痛くなります。
逆に診療所が近くにあると便利です。
デカい道路
目の前に幹線道路みたいなデカい道路があると、深夜に車の音がすごく響きます。
特にトラックが通ると結構な振動があります。

学校
平日朝はクソガキの騒ぎ声と学校のチャイムで目が覚めます。
出勤時間が朝早い人は大丈夫だと思いますが、少し遅い人は気を付けてください。
シャンプードレッサー (+8)
筆者はシャンプードレッサー(独立洗面台)がある物件とない物件を両方経験しましたが、これは男女問わず必須の設備だと確信しました。
風呂場に洗面台があるタイプだと、手を洗ったり顔を洗おうとする時に風呂場の床が濡れていてめちゃくちゃイライラします。
温水のシャワーを浴びた後だと洗面台の鏡は蒸気で曇って何も見えなくなります。
シャンプードレッサーは必須です。
ウォシュレットトイレ (+8)
言わずもがな。
最上階・角部屋 (+7)
最上階だと上の階から足音が聞こえてくることはありませんし、外に遮るものがないので日当たり風通しも良いです。
角部屋だと隣人の生活音も半減されますし、窓もあるので日当たり風通しも良くなります。
可能なら最上階角部屋を狙いましょう。
築年数 (+5)
筆者は潔癖症で汚い家は嫌だったので奮発して新築を選びました。
今住んでる家がちょっとだけ古いアパートなんですが、
最初こそ抵抗はありましたが、実際に住んでしまえばさほど気にならなくなります。
家賃が高くても綺麗な家がいいかどうかは個人差があると思います。
構造 (+4)
代表的な建物の構造は
- 木造
- 鉄骨造
- 鉄筋コンクリート造
の3つがあります。
鉄筋コンクリート造は木造,鉄鉄骨と比べて遮音性、断熱性ともに優れています。その代わり家賃は高くなっています。
鉄骨造がメジャーらしいですが、生活音が気になる人は鉄筋コンクリート造をお勧めします。
広さ (+3)
誰でも広い部屋に憧れますが、一人暮らしをするうえでは広さはそこまで必要じゃない気がします。
逆に部屋が広いと、物を乱雑に置くようになったり、歩く距離が増えて余計に手間がかかったりします。
ただ、流石にワンルームだと今までの大学生活と変わらないと思い、1LDKを選びました。
憧れだったので楽しみです。
ロフト (-5)
優先度マイナスです。
みんな結構ロフトに憧れがちですが、マジでいらないです。
天井は低くなるし、階段の上り下りはしんどいし、掃除は大変だし、殆どいいことないです。
満足できる部屋探しを!
以上、筆者が今回の部屋選びで気を付けたことのまとめでした。
新卒の部屋選びは、もしかしたら一生住むかもしれない部屋なので慎重に決めたいですよね。
今回の記事はあくまで筆者の個人的な意見ですが、部屋選びの参考にしていただけると嬉しいです。