
そこで、自分の就職活動経験を軽く振り返り、
その中で就職活動で役に立ったテクニックや情報をこれから数回に分けてご紹介します。
今回は就活前の準備について紹介します。
あくまで専門家でもなんでもない私の経験談が元なので、多分最適な方法ではないです。
読んでみて参考になると思われた部分だけ活用してください。
目次
筆者の就活概要
この記事を参考にするかどうかの判断材料にしていただくために筆者の情報や選考概要について軽く説明します。

私は皆さんも聞いたことがあるような大企業に就職できました
基本情報
- 23歳男
- 根暗
- 理系地方国立大学院
- 情報系学科
- ポケモンサークル長経験有り
- アルバイト複数経験有り
大学での成績は客観的に見て悪い方です。ですが最低限の単位は取ってきました。
コミュ力はない方ですが、面接の場では人並みに話せます。
就活のおおまかな流れ
就活の大体の流れは、
- モチベーションがなかったので適当な就職支援サイトに複数登録する(1月)
- 就職エージェントサービスから電話がかかってくる
- 言われるがまま提案された中小企業の説明会や面接を複数受ける
- 研究室の先輩が勤めている企業の早期選考を受ける(本命企業)
- エージェント経由の中小企業の内定を頂くが、承諾を待ってもらう(2月)
- 本命大企業の内定が出て承諾する(4月)
こんな感じです。
最終選考状況は、
- 説明会を受けた企業が全部で10社
- その内エントリーした企業は6社
- 筆記試験で落ちた企業が2社
- 筆記∧面接で通過した企業が4社
- 内定を頂けた企業が2社
- 選考辞退した企業が2社
でした。
就活準備の要点
長期インターンは是非参加して
就活前の夏休みか冬休みには2週間ほどの長期インターンに参加したほうがいいです。
筆者は某大手企業の夏休み2週間インターンに参加しました。

どこでもいいので長期インターンに参加することが大事です
志望業界を知れる
実際の職場に配属されるので、自分が入ろうとしている業界の職場の大体の雰囲気がわかります。
本当にやりたい仕事を現場で行っているのか、残業をどれほどやっているかどうか、など。
志望業界との大きいギャップがある場合、ここで解消できます。
また、その分野のプロがインターン期間中、つきっきりで教えてくれます。

就活関係なく自分のためになります。
多くの企業の選考が有利に
そのインターン先に限らず、多くの企業の後のES提出や面接の際にインターン経験が必ず役に立ちます。

実際に働く自分をイメージ出来ているのは、他の学生に対して大きいアドバンテージになります。
普通に楽しい
寮を借りてそこから出勤するインターンだと、ご飯や通勤などを一緒に経験するうちに友人ができるので楽しいです。
その友人とは半年以上経った今でもたまに連絡を取り合って就活の話をしたりしています。
また、実際にそこに居住することで、その地域での土地勘もついたし、土日には観光もしました。
少なくとも1週間以上の期間
最低でも1週間以上のインターンに参加してください。
1日でインターンだと言い張って開催する企業もたくさんいますが、内容はほぼ説明会なので上記で示したメリットは得られません。
もちろん志望企業であれば、1日インターンにも参加したほうがいいですが、それとは別に長期インターンにも参加することをオススメします。

意識高い系ではないが、
長期休みに適当にスマホ触って過ごすくらいなら絶対に参加したほうがいい
とりあえず就職エージェントサービスに登録
「就活をする」といっても初めての事なので右も左もわからず、モチベーションが湧かない方も多いのではないでしょうか。
そういう方はとりあえず 何かしらの就職エージェントサービスに登録したほうがいいと思います。
就職エージェントサービスとは
「就職エージェントサービス」についてご存じない方も多いと思いますので軽く説明します。
あなたが就職エージェントサービスに登録すると、電話やメールでエージェントから
- 企業紹介
- 交通費支援
- 面接練習
- ES添削
などのサービスを全て基本的に無料で受けられます。(サービス内容はエージェント会社によって異なります)
この仕組みとして、もしあなたがその紹介企業に勤務する事になるとエージェント会社に紹介企業から報酬金が支払われます。
登録することの利点
一番のメリットは何といっても様々なサービスを無料で受けられることです。
僕が登録したサービスは交通費を総額3万円ほど支給してくれました。

紹介企業の選考に参加するついでに自分で東京の他企業の説明会に参加したり、観光することも出来ます。
また、ES添削や面接練習も行ってもらえるためそれらの練習が出来ます。

他にも、普通に就活していたら絶対知ることのできない中小企業を紹介してくれるので、非常に良い業界研究になります。
様々な会社の業務内容や福利厚生を知ることは必ず後の本命企業の選考でも役立ちます。
気をつけること
先述しましたが "あなたがその紹介企業に勤務する事になると"エージェント会社に紹介企業から報酬金が支払われます。
つまり、あなたが紹介企業以外の企業に就職するとエージェント会社にとっては損失になるのです。
そのため、もし紹介企業からあなたに内定が出た場合は、何がなんでもあなたをその企業に就職させようとします。(あちらも仕事なので当然のことです)

私が利用したサービスの担当者はかなり食い下がってた
もし、就職エージェントサービスを利用して内定を貰っていたとしても、他の本命企業に行きたい場合はしっかりと断りましょう。
第一に、就職エージェントに依頼する企業は、学生に人気がない企業である場合が多いです。
他企業の選択肢を捨てて、紹介先の企業を専願するのは勿体ない。
非常に便利な就職エージェントサービスですが、
あくまで、あなたは 利用する側 で、利用される側 にならないでください。
先輩情報は強い
独自で企業を調べて受けるのもいいですが、
結局は実際に働いている先輩の情報が一番参考になります。
知り合い以外の情報は参考になりにくい
会社説明会などで行われる社員対談は、会社の良い面ばかり見せられている恐れがあるので参考になり難いです。
就職口コミサイトもありますが、あそこは主に退職者の声が色濃く反映されているのであまり中立的な情報源では無いです。
先輩から聞くことのメリット
実際に働いているそれなりに仲の良い先輩であれば、会社の良い面も悪い面も赤裸々に教えてくれます。
それに、同じ大学の先輩が就職しているということは、あなたは少なくとも学歴が原因でその企業に落とされることはないということです。
また、数ある企業の中からその先輩が選んだということは、それなりに良い企業である可能性が高いといえます。
またその先輩の横のつながりで、他の企業の業界内での評判も聞くことが出来ます。
当たり前のことに聞こえますが、
色んな先輩とコミュニケーションをとり、情報を得ることが実は1番重要なのではないかと思います。(もちろんその情報を鵜呑みにせず精査する必要はあります)

先輩は頼ったほうがいいです。(先輩も頼られると嬉しいので)
就活開始時期について
筆者は1月から説明会等に参加し始めました。これは結構早い方だと思います。
いつ始めたほうがいいかについては一概には言えないのですが、
個人的には1月2月くらいの早い方がいいと思います。
理由は、単純に早いほど受けられる企業の数が増えるからです。
また、早いほうが採用枠が空いている状態で選考に進めるので有利になります。
選択肢は多いに越したことがないと思います。多くの企業を受けることで面接練習にもなります。

準備のまとめ
今回伝えたい内容としては、主に以下のとおりです。
ポイント
- 長期インターンは参加したほうがいい
- 就職エージェントサービスを上手く利用する
- 直接の先輩から多く情報を仕入れる
- 社員対談やネットの声を鵜呑みにしない
- 出来るだけ早く就活を始める
これらは文系理系問わず共通することだと思います。
これからの就活生の参考になれば嬉しいです。
また後日、筆者が行ったESの書き方や面接のコツなどを紹介します。